
今回は、建物の雨漏り調査と補修工事に向けた足場設置をご紹介します。
雨漏りは、室内に水が落ちている場所と、実際に雨水が入り込んでいる場所が一致するとは限りません。
そのため、外壁や窓まわり、屋上との取り合いなどを近くから確認できる作業環境を整えることが大切です。
こちらの建物では、高い位置まで安全に移動しながら調査と補修ができるよう、屋上と建物内部に足場を設置しました。
雨漏り調査・補修前の足場設置

建物の上部には大きな看板があり、その下には外壁や窓が設けられています。
地上や屋上面から見上げるだけでは、外壁の細かな状態や接合部分を十分に確認できません。
安全な作業床を設けることで、気になる箇所へ近づき、目視確認や必要な補修を行えるようにします。

雨漏りは、見えている水染みだけを直しても再発する場合があります。
まずは雨水の浸入経路として考えられる場所を丁寧に確認できる環境を整えることが重要です。
建物の高さと形状に合わせて外部足場を配置


建物の形状や窓の位置を確認しながら、調査・補修が必要になる範囲に作業床を設けています。
雨漏りの確認では、外壁だけでなく、窓まわりや部材同士の取り合いなども点検対象になります。
作業員が無理な姿勢にならず、対象箇所を近くから確認できるように足場を組むことが、精度の高い調査と施工につながります。
屋上設備を避けながら足場を設置


屋上には空調設備や配管などがあるため、既存設備に干渉しないよう足場の位置を調整しました。
また、足場の脚部には敷板を使用し、荷重が一部分へ集中しにくいよう配慮しています。既存の防水面や設備を傷めないことも、屋上で足場を設置する際の大切なポイントです。
雨漏りを直すための工事で、別の場所を傷つけてしまわないよう、足場の設置段階から建物全体への配慮が必要です。
高い位置まで連続した作業床を確保


高い建物では、外壁の上部や角部へ安全に近づくための経路も必要です。
作業床と昇降経路を確保することで、調査時の見落としを減らし、補修箇所でも安定した姿勢で作業できる環境を整えています。
建物内部にも足場を設置


今回は外部だけでなく、高い吹き抜け部分の確認や作業に備えて、建物内部にも足場を組みました。
内部足場の周囲にはカラーコーンや柵を配置し、作業区域を分かりやすくしています。
人の出入りがある建物では、作業員の安全だけでなく、利用される方が誤って足場へ近づかないための対策も欠かせません。
今回の足場設置で気を付けたポイント
- 雨漏りが疑われる高所へ無理なく近づける作業床を確保すること
- 建物の形状や窓の位置に合わせて足場を配置すること
- 屋上の空調設備や配管に干渉しないこと
- 敷板を使用し、屋上面への負担に配慮すること
- 安全に上下できる昇降経路を確保すること
- 建物内部では作業区域を明確にし、利用者の安全に配慮すること

足場は施工前の準備ですが、調査や補修の品質を支える重要な工程です。対象箇所へ安全に近づける環境があることで、細部まで状態を確認しやすくなり、必要な処置を丁寧に進められます。
雨漏りは早めの調査をご相談ください
雨漏りは、天井から水が落ちる症状だけとは限りません。
天井や壁の染み、クロスの浮き、雨のあとに感じる湿気やにおいなども、建物内部へ水が回っているサインである可能性があります。
放置すると、仕上げ材だけでなく下地や構造部分まで傷みが広がる場合があります。
高い場所や入り組んだ建物でも、現地の状況を確認したうえで、調査・補修に必要な足場を含めた施工方法をご提案します。

雨漏りは原因の特定が難しく、建物ごとに確認する場所や補修方法が異なります。
「雨の日だけ染みが出る」「どこから入っているのか分からない」といった場合も、まずはお気軽にご相談ください。
現地を確認し、必要な工事とお見積もりをご案内いたします。


